『「20代」でやっておきたいこと』を読んでみた。
みなさんこんにちは。らんまるです。
僕は今現在27歳。
20代も後半で、「アラサー」と言われる世代になりました。
日本の大砲筒香選手、マリナーズに移籍した菊池雄星選手、ハニカミ王子の石川遼選手と同い年です(笑)
僕を彼らと比べると色々な面で雲泥の差です(笑)
そんな僕も四月から船乗りの学校に2年間通います。
卒業するときには29歳になっている!
30代が目と鼻の先…
このまま20代が終わってしまっていいのか…
ということで、
『「20代」でやっておきたいこと』
という本を読んでみました。
『「20代」でやっておきたいこと』から見出しを3つだけ引用させていただき、それぞれ印象に残った点や考えた事について書いていこうと思います。
1、マイナスの過去とは手を切る
マイナスの過去から抜けられない人は、自分が過ごしてきた過去の出来事に、過剰な意味づけをしているのだ。現在は何でできあがっているかというと、過去の想念と過去の行動だ。
引用元: 『「20代」でやっておきたいこと』川北義則
つまり、「後悔」はしないほうがいいってことですね。
後悔についての記事はこちら。
rammaru-kokaishi.hatenablog.com
rammaru-kokaishi.hatenablog.com
過去の失恋から立ち直れない人、過去の失敗から立ち直れない人。そのような人たちは、過去の出来事にこだわりすぎていると思うのです。
「あんなに可愛くて性格の良い彼女だったのに…あれ以上恋愛はもうできない。」
「あんな失敗をしてしまって、もう取り返しがつかない。人生終わりだ。」
こんな風に過去の出来事に対して意味づけをしてしまっているのではないでしょうか?
だが、不幸な生い立ちにもかかわらず、そんなことを感じさせないで、明るく充実した人生を送っている人も居る。この差は過去をどう解釈したかによる。
「あんなに可愛くて性格の良い彼女だったのに…あれ以上恋愛はもうできない。」
「あんなに可愛くて性格の良い彼女と付き合えて幸せだったし、自分も成長できた。成長した分次はもっと素晴らしい女性と出会えるだろうし、自分はそんな女性と付き合うにふさわしい存在だろう」
「あんな失敗をしてしまって、もう取り返しがつかない。人生終わりだ。」
「最悪の失敗をしてしまった。あんな失敗を経験したのは世界で俺くらいだろう。この経験をしたらこの先どんなに最悪な出来事が起こっても耐えられるはずだ。怖いことなんて何もない。経験がモノをいうのが人生なんだから、こんな経験した俺は最強なんじゃないか?」
過去に起こった出来事をこんな風に意味づけしていけば、過去の失敗にとらわれず、明るく前向きに生きていくことができるのではないでしょうか。
過去のマイナスの記憶や思い出とは、早々に手を切ったほうがいい。そんなことより「いまという時間」を大事にしたほうがいい。
過去の出来事に対して、前向きに意味づけすれば、自然とネガティブな感情は和らいで行きます。
そして、過去のマイナスや記憶や思い出は脳から消えていくはずです。
そんなふうにして、嫌な過去とはおさらばしてしまいましょう。
2、20代の愚行のすすめ
「青春時代にさまざまな愚かさをもたなかった人間は、中年になって何らの力ももたないだろう」
(コリンズ/英国の批評家)
引用元: 『「20代」でやっておきたいこと』川北義則
ヤンチャしたり何かやらかして失敗して苦しんでいる人に勇気を与える言葉です。
「成功する人は振り幅の大きい人生を送る」とよく言われます。
大企業の経営者が実はホームレスを経験していたり、売れっ子の芸能人も下積み期間が長かったり…
そんな成功者に共通しているのは何か。
それは、
「経験」
なのではないでしょうか。
他の人よりも多くの経験を積み重ね、それが何かのきっかけで花開き、社会的成功者となる。
愚かな行為、バカみたいなことをとことんやり込むことで、経験を積み重ねる。
その経験が30代、40代、50代…と年を重ねてから生きてくるのです。
3、20代の読書量で、人生は決まる。
これまでたくさん本を読んできた僕には嬉しい言葉でした!
僕は、読書とは、他の人がしてきた経験を疑似体験することだと考えています。
仕事の仕方、成功談、失敗談など…
先ほども書きましたが、
人生は「経験」がモノをいいます。
人生というゲームの必勝法は「経験」です。
それならば、他人の経験を疑似体験することのできる「読書」を積み重ねた人が人生の勝者になるのではないでしょうか。
叱られることに強くなる
「叱ってくれる人に感謝できるようになってから、事業で成果を出せるようになった」
(ビルゲイツ)
著者は、
いまの若者は叱られることに弱い。子供の頃に、親から叱られなかったのだろう。叱られることへの免疫力を欠いている。おかげで先輩たちは困っている。
どう困るのか。叱ると逆ギレする人間がいることだ。
と述べています。
う〜ん…
これ、本当でしょうか?
僕は身近に逆ギレする人がいないため、ちょっと実感しづらいです。
ただ、事あるごとに「パワハラだ!」となるのも違うのかなとも思います。
船乗りの世界は、パワハラが多い(笑)ようなので、ここらへん、しっかり考えておこうと思います。
4、自分なりの結婚観を早く確立しよう
結婚は20代でも30代でもかまわないと思っている。ただ、その前に「自分の結婚観」は確立しておいたほうがいい。いまのような価値観の多様化した時代は、自分の考えをもち、頑固に変えないでいれば、同調する人間がきっと現れる。
「男は仕事で女は家庭」
「共働きで家事は夫婦二人で」
「女が仕事で男が家庭」
など、今の日本にはいろいろな考え方があると思います。
著者は「いまの結婚制度そのものが見直される時代に入っているのはたしかなことだろう」
と述べています。
僕は結婚はするべきかどうか、迷っています。
するかしないかは、50:50ですね。
結婚したら、人生の自由度が下がりそう。
結婚後の家庭の財布を妻に握られるのは嫌だ(笑)
結婚しなかったらしなかったで、家で一人で過ごすのは寂しいかな…と思います。
著者の言う通り、20代の今のうちに自分なりの結婚観を突き詰めていこうと思います。
最後に
著者が紹介する、20代でやっておきたい事について、私の考えを書いてきました。
本当は、
「会社で働くときにこれだけは知っておきたい、13のこと。」
など、もっと深くこの本について知りたい方は、ぜひ手にとって読んでみてください。
僕は残り3年で20代が終わります。
たくさん読書はしましたし、愚かなこともたくさんしてきました(笑)
でも、もっともっと、20代のうちにやっておきたいことがあるので、今日から全力で人生を楽しんでいこうと思います。
おしまい。