体罰は許される?「体罰がダメな理由5選」
こににちは。
面接を受けたバイトに2連続で落ちて、ショック中のらんまるです。
4月からの学費を稼ぐつもりだったんですけどね。
同世代が働いてるのに、自分は何をやっているんだぁ~・・・
ところで、
町田総合高校の先生が体罰を振るっている様子がSNSで拡散され、大変な騒ぎになっていますね。
僕も小学生の時は、教科書を学校に持っていき忘れてお尻を叩かれたりしました(笑)
僕が中学・高校くらいのときから、社会の体罰に対する見方が厳しくなってきたんですよね。
いろいろな意見があっていいと思いますが、今日は「体罰がダメな理由」について書いていきたいと思います。
※もちろん体罰賛成派の方々にケンカを売る記事ではありません!
あくまでも、「体罰反対派の人はこんなことを言うんだろうな」と想像して、僕が記
事を書いたと思ってください。
- 1、法律(学校教育法第11条)で禁止されている
- 2、暴力で問題を解決することを生徒が学んでしまう
- 3、言葉で生徒を指導できないということを認めてしまっている
- 4、「体罰」は動物の調教と同じ
- 5、体罰を行わない先生の前では、問題行動を続ける
- まとめ
1、法律(学校教育法第11条)で禁止されている
はい。法律で決まっているのです。
では具体的な条文を見てみましょう。
第十一条 校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、監督庁の定めるところにより、学生、生徒及び児童に懲戒を加えることができる。但し、体罰を加えることはできない。
引用元:http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317990.htm
現在の日本では、体罰がはっきりと法律で禁止されています。
そのため体罰を行う教員は、法律違反ということができるでしょう。
教員は、この法律をしっかりと頭に入れておかなければいけないのです。
2、暴力で問題を解決することを生徒が学んでしまう
社会に出て、暴力を使うことって許されませんよね?
暴力をふるう=傷害事件
になります。
「納得いかないことがあったら暴力を使ってもいい」
と生徒が学んでしまいます。
そう学んだ生徒が大人になって社会に出たら、暴力で他人をコントロールしようとするでしょう(特に目下の人に対して)。
そんな人間が増えたら、パワハラ・暴力が蔓延する社会になりかねません。
そんな社会、よい社会とはいえないですよね?
3、言葉で生徒を指導できないということを認めてしまっている
人間には「言葉」という道具があります。
それ自体は目に見えませんが、「言葉」は超便利な道具だと言えるでしょう。
そんなすごい道具を持っているにもかかわらず、「体罰」という野蛮な手段を使って生徒をコントロールするというのはいかがなものか。
僕の学生時代を思い出すと、指導力のある有能な教員ほど、怒鳴ったりして生徒をビビらせたりはしていませんでした。
そういう先生は、諭すようにして生徒と話すというか何と言うか・・・
まるでやんちゃな生徒に魔法を使っているようでした。
やんちゃな生徒も、その先生の前では不思議と言うことを聞くのです。
何が言いたいかと言うと、
「教育のプロなら体罰なんて野蛮な手段を使わずに、生徒を指導するべきなのでは?」
ということです。
4、「体罰」は動物の調教と同じ
殴って生徒に言うことをきかせるなんて、ムチで動物を叩いて調教するのと基本的には同じですよね?
人間には人間なりの教育方法があると思います。
4番おわりっ!
5、体罰を行わない先生の前では、問題行動を続ける
怖い先生の前では「いい子」
怖くない先生の前では「わるい子」
こんな生徒、みなさんの周りにもいませんでしたか?
まぁ人間だれしもがそんな一面を持っているでしょう。
しかし、極端に態度を使い分ける生徒がいるのも事実。
体罰による指導では、そんな生徒を生み出してしまうのです。
体罰によって生徒の問題行動を抑えても、生徒の「心」までは変えることができません。
どんな状況でも・誰に対しても、社会的に許される行動をする生徒を育てるべきではないでしょうか。
まとめ
・体罰は法で禁止されている。
・体罰による指導は、生徒の人格形成に悪影響を与える。
・体罰に頼ることは、教師自身の指導力不足を認めていることになる。
体罰がダメな理由をまとめてみした。
とはいえ、
今回の町田総合高校の件では、生徒もかなりひどい態度をとっていましたね。
目上の人を舐めている様子にとれました。
あのレベルまで教員に反抗するならば、何らかの処分が生徒に下ってもいいのではないか?
と思ってしまう人も多いでしょう。
やんちゃな生徒・手のかかる生徒をどう指導していくか。
とても大変で根気のいる仕事ですが、教員のみなさんの腕の見せ所ですね!!
現場の先生方からすれば、
「机上の空論だ」
と思う意見もあるかもしれません。
しかし、子供は「社会の宝」です。
教員の方々には、生徒とコミュニケーションをとりつつ、これからの日本を担う若者をしっかり教育していってほしいと思います。
それでは!