航海士の学校の授業料を稼ぐため港で警備員のバイトをはじめてみた。
こんにちは。らんまるです。
実は私、警備員のバイトを始めました!
4月からの学費をがっつり稼がせてもらうつもりです!
もちろん警備業は人生初です。
面接〜業務開始までの流れを紹介するので、これから警備員のバイトをしたいと思っている人がいたら、参考にしてみてください。
1、面接
面接というか、少し話をして終わりでした。
どうやら警備業は、研修で人をふるいにかけるようです。
この会社だけかな?
2、研修
研修1日目
警備員になるためには研修を受けなければなりません。
そのことが「警備業法」という法律で決められています。
研修は合計4日間(30時間)あるのですが、私が受けた会社では3.2万の研修費も支給されます。
ビデオを鑑賞し、それに沿った座学を行いました。
個人的には、「警備業の歴史」の話が面白かったですね。
日本で警備業が知られるようになったのは、1964年の東京オリンピック選手村の建設現場を警備したことがきっかけだそうです。
それまでは、日本は治安が良く、警備業があまりメジャーになることはなかったとか。
12時ごろになると昼食。
昼食は会社の支給です!
自分で買いに行くものだと思っていたので、弁当代がうきラッキーでした。
その後もビデオと座学があり、16時半くらいに終了、帰宅。
研修2日目
1日目に引き続きビデオ&座学。
割と眠い内容(笑)
法律系は眠いですね(笑)
4月から海事法規も勉強するのでそんなこと言ってられないけど。
けど、座学は面白い。
座学の講師の方の話が面白いからです!
少し脱線話も交え、いいテンポで話が進みます。
講師の方のおかげでなんとか2日目も終了、帰宅。
研修3日目
3日目は、警備の実務に関するビデオ&座学です。
内容は、施設内の警備のポイントなどでした。
この日は、ビデオ講義が82の割合でした。
個人的には研修4日間のうち、この日が一番辛かった!
ビデオが長いとつらいですね。
船関係の本で勉強した記憶がある、「SOLAS条約」についても学びました。
警備員の経験が、四月からの海技短大の勉強にも役立ってくれたら嬉しいのですが。
最後に警備員の制服を渡され試着。
いよいよ明日からこの服を着るのか!!
ワクワク感がでてきたところでこの日の研修は終了、帰宅。
研修4日目
この日は現場研修です。
いよいよかという感じ。
制服に身を通すと、緊張感が出てきます。
実際には違うのですが、警察官になった気分でワクワクもしました。
港湾の警備ということで、海や船が見れるかなーと思っていましたが、案の定見れました!
船ってデカイ!
こんなに間近で商船を見るのは初めてです。
目の前を行き交う船に航海士の人たちが乗っていると考えると、船乗りの世界に一歩近づいたように思えました。
ひさびさの海なので、潮のにおいが心地よかったです。
船と海を感じながら警備です。
臭いといえば、警備服の上に着るジャンバーはみんなで使い回しで着るのですが、これが少し臭うんです(笑)
手首の部分とかなんか黒ずんでるし(笑)
先輩警備員の汗と苦労が染み込んでいるということですね。
最初は先輩警備員に教えてもらいながら立哨(りっしょう)をします。
立哨とは・・・
[名](スル)兵などが、一定の場所に立って警戒・監視の任に当たること。また、その兵。
まぁ、立って警備をするってことですね。
立哨以外にもいろいろやることはありますが、慣れたら簡単だとのこと。
たしかにそこまで専門性は必要なさそう。
寒さに耐える力があり、業務になれれば自分でもできそうかなという感じ。
ただ、トラックのドライバーさんや港で働く人と接するので、ある程度のコミュニーケーション能力は必要だと感じました。
そこまで込み入った話をすることはなさそうですが。
ちなみに、勤務は2時間警備、1時間休憩のペースです。
合計で12時間拘束、8時間労働です。
肉体労働ではないので、そこまで体力的に厳しいことはありません。
ただ、人が来なければ、基本的には立つことしか仕事がないため暇です。
暇だと時間の進みが遅く感じるのが辛いです。
1人で考え事をするか、海と船をぼーっとながめているか...
ゲートを通ろうとする人や車が来れば、話したり書類を書いてもらったりして、いい感じに時が経過していきます。
ちなみに、SOLAS条約の区域内では写真撮影が禁止です。
港や船の様子を撮って掲載したかったのですが、残念ながらできません。
3、警備員デビュー
何個かゲートがあるのですが、そのうちの一つでの警備です。
この日は先輩警備員と一緒に警備しました。
よりによって警備員デビューの日に雨が降ってしまいました。
寒いし雨だし風も吹くし、もう最悪。
ゲートに入ってくる人に書いてもらう書類も雨で濡れるしで大変でした。
最後の研修の日に、書類業務の処理の仕方など教えてもらいましたが、まだまだ、慣れません。
やりかたがわからない部分があったり、スピードが遅い面があったりと、これから経験を積んでいかねばなりません。
デビュー初日はさんざんな天候でしたが、先輩の教えと助けもありなんとか終えることができました。
とりあえず1日やってみた感想としては、拘束時間は長いけど、体力的には問題なさそうという感じです。
入学まで残り約2ヶ月、頑張って働こうと思います!
まとめ
警備員になるには、研修が法で義務付けられている。
体力的にはそこまでキツくないが、冬は寒さ、夏は暑さに耐えなければならない。