【宮古〜盛岡】ヒッチハイクで盛岡へ!「白龍」フェザン店で最高のじゃじゃ麺を食べてきた【画像あり】
こんにちは。
らんまるです。
最近毎日が平凡で、なんか面白いことないかなーと思っていました。
平和と言えば平和ですが、刺激がないというかなんというか…
そんな時、ふと思いました。
「そうだ 盛岡、行こう。」
- 1.なぜヒッチハイクなのか?
- 2.旅の準備
- 3.往路(宮古→盛岡)
- 4.盛岡でお買い物&盛岡駅へ
- 5.盛岡駅の「白龍」でじゃじゃ麺
- 6.「銀河堂1890」であま〜いソフトクリームを楽しむ
- 7.盛岡城跡公園を散策
- 8.復路(盛岡→宮古)
- 9.最後に
1.なぜヒッチハイクなのか?
「ドキドキするから!」
これにつきます(笑)
乗せてくれる車が見つからなくてゴールできないかもしれない。
今まで出会ったことがないような、めちゃくちゃ面白い人に出会えるかもしれない。
やばい人の車に乗ってしまうかもしれない(笑)
ヒッチハイクの旅って、電車やバスに乗る普通の旅と比べたら、不確定要素がとっても多いです。
「もしかしたら失敗するかもしれない…」
だからこそヒッチハイクの旅って面白いんです!!!
2.旅の準備
持ち物
スマホの充電器
画用紙
黒マジック
水筒(麦茶)
タオル
バンドエイド
「絶対にヒッチハイクで帰ってくるんだ」という強い気持ち
初めて紙の地図を持たずヒッチハイクに挑みました。
日帰りじゃないならば、あったほうがいいかもしれません。
3.往路(宮古→盛岡)
朝7時45分ごろヒッチハイク開始。
天気も良く、最高のヒッチハイク日和です。
スケッチブック1枚目には「宮古駅」と書きました。
「紙にどこの地名を書くか」
これがヒッチハイクが成功するか否かのポイント①です。
欲張っていきなりゴールの「盛岡」と書くと、
ドライバーの心理としては、
「盛岡までは行かないから乗せなくていいかな」
となってしまいます。
しかし、近場の地名を書いておけば、
「そこまでなら行くから乗せてもいいかも」
となる可能性があります。
僕はたくさんのドライバーの方と出会いたいので、割と小刻みに地名を紙に書いていく派です。
ここはヒッチハイカーによって作戦が違うかもしれません。
久々のヒッチハイクだったので、スケッチブックを掲げるのが恥ずかしい(笑)
車や人が行き交う中でスケッチブックを掲げているので、みんな興味をもって僕の方を見てきます(笑)
これに耐えれなければヒッチハイクはできません?
宮古駅なら15分くらいで捕まるかな、と思っていましたが、なかなか車が止まってくれません…
「やばい、ヒッチハイクのブランクか?」
「お腹が出てきて見た目が悪いからか?」
とか色々考えていましたが、
30分ほど掲げていると一台の軽がハザードをつけて近くに泊まる。
「キターーーーーーーー!!!」
40〜50代くらいの男性でした。
「おはようございます」
と挨拶すると、
「ちょうど駅の方まで行くからいいよ」
とのことでした。
「ありがとうございます」と感謝しつつ車の助手席に乗り込みます。
初対面の人の車に乗り込むこの独特の感じ、ワクワクします!
車内で話を聞くと、宮古駅近くのデパートで働いており、そこへの出勤途中ということでした。
忙しい時間に乗せてくださり、感謝です^ ^
宮古駅で降ろしてもらい、感謝を伝えお別れします。
この方とは、駅前のデパートに行ったらもしかしたら会うかもしれません^ ^
宮古駅の前に植物が出現しており、以前と少し変わっていました。
駅のキオスクで朝ごはん&冷たい飲み物を買います。
持ってきた水筒に詰めたのは熱い麦茶だったので、冷たい飲み物がほしくなったんですよね。
結構日差しが強く、気温が高めでした。
ソイジョイ、美味しかったです😊
駅から少し歩き、ヒッチハイクしやすいポイントへ移動。
写真の場所のように、車を泊めることができるスペースがあると、ヒッチハイクに成功しやすいです!
木の手前くらいでスケッチブックを掲げていました。
結果的にここでのヒッチハイクに一番苦労しました。
20分くらいスケッチブックを掲げていると、おばあちゃんが自転車で近くに来て、
「お兄ちゃん見えないよ」
と言って去っていきました。
「スケッチブックの文字が見えにくいのかな」
わざわざ話しかけてくれてありがたいなーと思っていたら、数分後そのおばあちゃんが黒いマジックをもって戻ってきました。
「これで文字の線を太くしな!」
わさわざ家からペンをもって戻ってきてくれたのです!
すごく嬉しかったです!
車に乗せてくれるのと同じくらい嬉しかったですし、今回のヒッチハイク旅を達成する気力がさらに湧いてきました。
そんなおばあちゃんのおかげか、それこら約20分後、一台の黒い車が止まりました。
「キターーーー!!」
話を聞くと◯◯電力の夜勤の仕事を終えて家に帰るところのようです。
僕が航海士をめざす学校の学生であることを言うと、その方の父親は昔漁船に乗っていたようです。
一年間のうち3週間くらいしか父と会えなかったそう。
この方には20〜30分くらい乗っけてもらいました。
あたりを見回すと山になっています。
山道の途中のコンビニで降ろしてもらいました。
こんな感じのところに、
ファミマがあります。
山道の中の絶好のヒッチハイクポイントです。
トイレに行った後、ヒッチハイク再開。
紙には少し先の「脇帯」という地名を書きました。
15分くらいするとファミマの駐車場から女性の声が。
目を向けると、こちらに大きく手を振っています。
近づくと40代くらいのご夫婦と、80代の男性のご家族でした。
「お願いします!」
と言って車に乗せてもらいます。
なんとこのご家族、盛岡まで行くそう!
スケッチブックの紙には「脇帯」と書きましたが、このまま盛岡まで行けることになりました!!
差し入れで飲み物もいただきました。
乗せてくださるだけでありがたいのに、本当に感謝ですm(__)m
とっても明るいご家族で、一時間ほど乗せてもらいましたが、話題が尽きることがありませんでした^ ^
おじいちゃんの自衛隊の話やご夫婦の出会った時の話、僕の学生生活のことなど、気づいたら盛岡のイオンに到着です。
楽しい時間を過ごしたご家族に感謝の言葉を述べてお別れします。
奥さんがわざわざ車を降りて見送ってくれました😢
本当に感謝です!!
4.盛岡でお買い物&盛岡駅へ
3台の車を乗り継ぎ、イオン盛岡南店に到着。
時間は11時20分。
4時間かからないで宮古から盛岡まで来れました。
バスでの所要時間は大体2時間くらいなので、倍くらいかかりました。
この時点で結構お腹が空いていましたが、まずは買い物を済ませます。
ジーユー周辺の道はこんな感じ。
ジーユー盛岡南店
安かったんで、5000円くらい買っちゃいました。
運動用のシャツと短パンを購入して盛岡駅に向けて出発です。
盛岡駅までの道の途中のとある風景。
ビルと田んぼという対照的な光景が一度に見れる感じが僕は好きです。
暑いし遠かったです(笑)
駅前は人口の滝のようなものもあって涼しげな雰囲気。
『武士道』という本を書いたことで有名です。
5.盛岡駅の「白龍」でじゃじゃ麺
以前宮古の美容師の方に教えてもらった「白龍(パイロン)」というじゃじゃ麺のお店でランチです。
白龍は、盛岡駅にあるショッピングモール「フェザン」内にあります。
パイロン。かっこいい名前です!!
有名人のサインが飾られていました。
野球選手っぽいサインもありましたが、誰のものかわかりませんでした。
東北なので楽天の選手でしょうか?
カウンター席に着きます。
店員の方に
「じゃじゃ麺の食べ方はご存知ですか?」
と聞かれたので、
「わからないです」
と答えました。
人生初じゃじゃ麺(たぶん)でした。
味噌、酢、塩、こしょうなどの調味料が置いてあります。
注文は「じゃじゃ麺(大)¥700」
にしました。
「注文は13分で届きます」
と英語で書かれてていたので、とりあえず待ちます。
13分後…
じゃじゃ麺到着!!
アツアツで湯気が出ています。
うまそー(*^◯^*)
じゃじゃ麺を運んでくれた店員さんが教えてくれた通り、味噌を麺にしっかりと絡めます。
黄色と赤の物体は、しょうがと紅生姜です。
そして酢とニンニクを混ぜいただきます。
「う、うまいっっっっ!!!」
あったかい麺と濃厚な味噌が絡まり合って、最高です!
そこにシャキシャキとした冷たいきゅうりが加わるとうまさ倍増^ - ^
ビールが飲みたくなりますねぇ〜〜😁
実はこのじゃじゃ麺、1度に2度楽しめる料理なんです!
一口だけ麺を残し、生卵をよくかき混ぜると準備完了。
この写真の状態で厨房の人にお皿を渡すと…
「ちいたんたん」というものになります。
ゆで汁に味噌が少し入っていて、好みで酢や塩コショウを入れます。
何も入れないと結構味が薄いと思います。
※ちいたんたんを食べるには追加で¥50必要になります。
イメージとしては卵スープみたいな感じです。
寒い日に食べたらより美味しく感じれるとおもいます^ ^
6.「銀河堂1890」であま〜いソフトクリームを楽しむ
盛岡駅にある「フェザン」内のお店「銀河堂1890」でデザートのソフトクリームを食べました。
「白龍」でじゃじゃ麺を食べた後、この看板を発見してしまい、食べることにしてみました。
暑いときって、無性にアイスクリーム食べたくなりませんか?笑
銀河堂ソフトクリーム ¥360(税込)
「大きさの割にちょっと高いかな?」
と思っていましたが、一口食べた後にはその気が変わりました。
めちゃくちゃ濃厚なバニラです!!
牛の乳から作られてるんだなっていうのを実感できるソフトクリームでした(^^)
コーンの下の方までしっかりクリームが詰まっています。
安いソフトクリームだと、コーンの下の方がスカスカってことありますよね。
でも銀河堂のソフトクリームは違います!!
最後までしっかりとバニラの風味を楽しめる一品です!
7.盛岡城跡公園を散策
ヒッチハイクする良いポイントを探すために歩いていると、偶然通りかかったのがこの盛岡城跡公園です。
せっかくなので寄り道してみることにしました。
どうやら豊臣秀吉の頃に築城が始まったようです。
江戸時代は盛岡藩主、南部氏の城だったそうです。
石垣がそびえ立っています。
「本丸」・・・城の中で最も重要な区画のこと。
観光客や、遊んでいる中高生がちらほらいました。
啄木歌碑
看板を読むと、若かりし頃の石川啄木が学校を抜け出し、ここで本を読んだり昼寝をしていたそうです。
その啄木の歌が刻んであります。
お堀
盛岡のパワースポットと言われる「桜山神社」
時間がなかったので通りかかっただけです。
岩手銀行赤レンガ館
ここも通っただけです。
8.復路(盛岡→宮古)
帰りはここからヒッチハイク開始です。
車を止めるスペースがあって、良い感じの場所です(^^)
「区界(くざかい)」という地名をスケッチブックに書きました。
狙いが的中し、10分ほどで1台目が捕まりました。
50台くらいの男性で、ドライブがてら車を走らせていたそうです。
窓を開けて爆音で音楽を聞いていたのでちょっとビビりましたが、優しい感じのおじさまでした。
盛岡のとなりの滝沢市というところに住んでいる方で、クリーニングの仕事をしているとのことでした。
この方からは東日本大震災のときの話を聞くことができました。
震災の起こった数日後には、宮古市で復旧の仕事をしていたそうです。
瓦礫などを処理したり、新しい宮古市役所でも作業をしたそうです。
震災直後はガソリンや軽油を手に入れることができず、わざわざ秋田のガソリンスタンドまで行っていたそうです。
この方には宮古まで行く途中の道の駅で降ろしていただきました。
道の駅 区界(くざかい)
降りてすぐヒッチハイク開始です。
夕方5時ごろだったのですが、結構涼しかったです。
この区界という場所、岩手県の中でもかなり寒くなるところだそうです。
30分ほどすると、軽トラが止まってくれました。
なんと宮古に住む36歳の男性でした。
すごく優しそうな雰囲気の方で、航海士の世界に興味を持ってくれました。
40分ほど乗らせてもらい、宮古市のマクドナルドでお別れしました。
この方には宮古の美味しいお店を教えてもらったので、今度行ってみようと思います。
暗くなるとヒッチハイクの成功率が下がってしまうため、明るいうちに寮に戻りたいところ。
この時すでに18時45分です。
歩いても帰れる距離でしたが、せっかくなので最後までヒッチハイクをしようと思いました。
スケッチブックには「水高」と書きました。
※水産高校のことです。
すると、今回のヒッチハイク旅で最速、たった5分で車が止まってくれました。
おそらく60歳前後のお父さんが、パチンコ後に山田町へ帰る途中僕を拾ってくれました!
結構言葉の訛りの強い方でしたが、元気で面白い方でした^ ^
仕事は釜石、遊びは宮古でするそうです😁
そんなこんなでまだ日の残る18時52分、無事に寮に帰還。
ヒッチハイク開始したのが朝の7時45分だったので、だいたい11時間で帰ってこれました^ ^
9.最後に
いや〜良い旅でした^_^
マンネリ化した日常から脱出できた旅になりました。
「一期一会」
この言葉を体現した旅になりました。
1.今回の旅で最初に乗せてくれたキャトルの店員のお父さん
2.◯◯電力の夜勤明けで乗せてくれたお兄さん
3.盛岡まで乗せてくれ差し入れもくださったご家族
4.震災の時の話をしてくれた滝沢市のお父さん
5.宮古まで乗せてくれたお兄さん
6.パチンコ後に寮まで乗せてくれたお父さん
そして、「文字が見えにくいから」と言って家からわざわざペンを持ってきてくれた宮古のおばあちゃん。
心から感謝します!!
ありがとうございました!!
そして、この長い記事を最後まで読んでくれたみなさんにも本当に感謝します。
本当にありがとうございましたm(__)m
おしまい。
今回ヒッチハイクをした僕の、航海士を目指す普段の学生生活を描いた記事はこちら↓
rammaru-kokaishi.hatenablog.com